舟橋村地方創生
舟橋村/富山大学

舟橋村創生プロジェクト総合推進会議  Conference

第6回 舟橋村創生プロジェクト総合推進会議

日時 :平成29年10月31日14:00〜15:00
会場 :舟橋会館2階 研修室
挨拶
舟橋村創生プロジェクト総合推進会議会長 金岡省吾氏

「昨年9月に会議を開催した後に3月にシンポジウムをおこない数多くの方々に来て頂き,特に東京から様々な問い合わせが入るようになった。全国から注目されている案件となっている。その後様々なプロジェクトが動き出しており,本日は,その取り組み報告と今後どう動くかの情報共有を図ってほしい。

新事務局メンバー紹介

今回より事務局に加わった,株式会社AsMamaの代表取締役CEO 甲田恵子氏と同社経営補佐室 田中愼也氏,同社地域リソース開拓チームサブリーダー 村上陽祐氏が紹介され,甲田氏が代表して挨拶した。また,オブザーバーとして参加している財務省北陸財務局富山財務事務所総務課長 浅野一美氏,西村あさひ法律事務所弁護士 西谷和美氏が紹介された。

議  事

進行 :金岡会長
第6回 舟橋村創生プロジェクト総合推進会議
(1)PDCAサイクルに基づく舟橋村総合戦略の評価

事務局(舟橋村)林輝
2060年目標人口3155人達成のための舟橋村総合戦略の4つの基本目標と1つの戦略目標に対しての各施策とKPIについて,各施策毎の動きと現況,目標値に対しての平成27年度・28年度の達成数値などが示された。

(2)昨年度成果・今年度計画(全体)

事務局(株式会社日本能率協会総合研究所)塩見一三男
舟橋村が目指す地方創生の全体のイメージが示され,昨年度から今年にかけての動きとして「転入促進」「出産・子育て」「エイジレス」「地域産業」「知名度向上」の5つの目標についての28年度事業と主な課題を示し,平成29年度事業について説明し全体像を示した。

(3)主な計画

今年度の主な計画について各事業担当者より概要の説明がおこなわれた。

第6回 舟橋村創生プロジェクト総合推進会議
①舟橋村子育て支援賃貸住宅等整備事業

事務局(デトロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社)片桐亮氏
事業の募集要綱の概要と選定手順,スケジュールについて,事業実施にあたって事業者に要求する性能水準のコンセプトや施工要求水準について,審査基準の概要として優先交渉権者決定までの流れと選定・評価基準について説明。これまで2回のマーケットサウンディングをおこなっており本年度中に選定していくと説明した。

②子育てコミュニティの担い手育成

事務局(株式会社AzMama)甲田恵子氏
AzMamaのこれまでの取り組み活動を紹介。認定サポーターによる口コミでのイベント参加者誘致や参加者同士のリアルなつながりと,多様なニーズに対応するために開発した「子育てシェア」というインターネットの仕組みを使い子育て共助を広げる活動を全国に広げていると説明。集合住宅や自治体などとの連携による活動事例を紹介し,舟橋村での「子育て応援フェア」2018年2月開催へ向けて各関係団体と共助サポーターの育成に努めると報告。

③ICT活用による子育て共助コミュニティ醸成事業

NTTアドバンステクノロジ株式会社 山本哲也氏
ICT活用のビジョンと活用コンセプトについて説明。地方創生では住民同志の共助を生むコミュニティづくりに活用させ,住民が村独自のアプリを使い,価値を生む住民データを村のために活用することをコンセプトに事業展開。28年度の子育てアプリの運用実験の成果から社会実装に向けた有効性の検証や課題検証をおこない利用者拡大へ向けたアプリ開発と子育て世帯によるアプリ長期利用を今年度実施すると報告。

④マネジメント組織のあり方WG・造園業地域イノベーション塾

事務局(株)日本能率協会総合研究所 塩見一三男
WGの概要について,コミュニティ創出に繋がる「提案&実践に役立つ情報提供の場」としごとづくりに繋がる「知的対流の場」とすることを目的に,「子育てコミュニティを活性化させる取り組みについて」「マネジメント組織の体制・活動資金について」「村全体の資産活用を通じたビジネス創出の可能性について」「ICT子育てコミュニティ社会実験データの商用利用について」を情報提供場として11月から2月にゲストスピーカーを招き5回開催すると説明。造園業地域イノベーション塾は昨年度開催の「県内造園業勉強会」の継続として地域が抱える課題解決の視点からのビジネスプランづくりを目標に少人数規模での開催するため現在カリキュラムづくりに取り組んでいると報告。