日時 | :平成29年1月20日(金)14:00〜16:30 |
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会場 | :富山県民会館702号室 |
舟橋村と富山大学,県内造園3団体(一般社団法人の富山県緑化造園土木協会、日本造園建設業協会県支部、日本造園組合連合会県支部)との間で,「舟橋村における公共空間の整備・利用による子育てコミュニティづくり事業に係る連携協力に関する覚書」の締結式がおこなわれた。
一般社団法人富山県緑化造園土木協会 | 会長 | 加茂輝隆氏 |
一般社団法人日本造園建設業協会 | 富山県支部 支部長 | 久郷愼治氏 |
一般社団法人日本造園組合連合会 | 富山県支部 支部長 | 宗景昭氏 |
富山大学地域連携推進機構 | 機構長 | 鈴木基史氏 |
舟橋村 | 村長 | 金森勝雄 |
舟橋村生活環境課 工藤拓也
舟橋村と富山大学との連携取組の経緯と舟橋村創生プロジェクトの概要,県内造園業者勉強会の概要について説明した。
舟橋村・富山大学・造園3団体代表者が覚書書面に署名をおこなった。
「覚書締結式を無事終えたことに感謝する。日本一小さい舟橋村は人口増の反面,地域コミュニティの希薄化など様々な課題を抱えている。富山県の造園業者の皆さまが人口減少・少子高齢化という社会課題を公園の活用による新しいビジネスで解決しようという取組を舟橋村が応援し実践していただくことが目的。今後開催する勉強会で学び考えたことをベースに新しいビジネスプランの実践に期待したい。舟橋村での取組が富山県全体の活性化に寄与することに大きな期待を寄せている」
「私たちの業界は,緑に関する造るものの飽和状態,公共事業の削減等の現実問題がある。地域課題を解決することが業界が生き残る最後の砦となっている。今回の舟橋村・大学との協働でおこなうこの事業は我々の試金石として富山県全体の発展・全国への普及を目指して先頭を切って取り組んでいきたい」
「今回参加させていただき光栄に思う。舟橋村の課題にどこまで答えられるか責任は重いが真剣に取り組んでいきたい。世界が加速度的に変化する中,我々のおかれている産業構造・社会構造では立ちゆかないことがヒシヒシと伝わってきている。この事業に精一杯取り組んでいきたい」
「これまでは与えられたモノをつくってきたが,これからは提案型で行かなければならない。全国に先駆けたこの様な取組は素晴らしい。一丸となってプロジェクトの成功へつなげていきたい」
「今回のプロジェクトは魅力的なもので,子育て共助のための公園や家づくりという従来のやり方とは異なる試みである。公園も何があれば良いのかを考えるという共通価値を見いだしていくCSVである。この事業を成功させて富山県内だけでなく成功事例で日本を元気にしたい。CSVの考え方を基にしたこのチャレンジが全国の課題への解決策となるだろう」