ケーススタディ検討〜京坪川河川公園周辺整備地区の活用 | 日時 | :平成29年2月23日(木)14:00〜 |
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会場 | :富山県民会館509号室 |
これまでの第1回目から4回目までの勉強会の内容についての振り返りを行うとともに,本勉強会の目的は,京坪川河川公園で何ができるのかを考えることであると再確認した。また,「子育て共助」を目指し,モデルエリアでコミュニティが育まれるために造園業として何ができるのかをテーマに,今回行うグループ討議のルールと手法について説明した。
参考図面を示しながら舟橋村で計画している京坪川河川公園周辺地区整備計画の概要とエリアイメージ,予定施設等について,第1回勉強会で説明した内容からの変更点を中心に説明した。
2グループに分かれワークショップを行った。参加者はポストイットに意見やアイディアを書き出し、模造紙に区分して貼りだしながら意見の共有化を図り,課題や思い・考えを協議していった。グループ討議終了後には,各グループでとりまとめられた内容が発表され,公園で必要とされるハード・ソフト両面でのアイディアや共感を創り出す仕掛け,造園業者が関われる現状と可能性について等が示され、全体で意見交換がおこなわれた。
全体をサポートした飯山氏からは,「大変勉強になった。課題克服のために応用できる手法の勉強会であり公共だけでなく民間の今後の業務でも重要となる」と話した。また金岡教授からは,「子育て共助の場所をつくっていかなければならない。“公園があるからここに住みたい”と思わせるようにしなければOKとならない。安全・安心を感じられる公園管理の将来を考えて検討してみては」とアドバイスした。