「都市公園等コンクール」は、(一社)日本公園緑地協会が主催するコンクールで、都市のみどりの整備や管理等において優れた実績を残したと認められる作品を全国から募集し、これを顕彰するものですが、このたび、舟橋村・京坪川河川公園において、舟橋村と富山大学地域連携推進機構、(一社)富山県緑化造園土木協会、(一社)日本造園建設業協会富山県支部、(一社)日本造園組合連合会富山県支部が連携して進めている“舟橋型パークマネジメント”の取り組みが、最高賞となる国土交通大臣賞を受賞し、平成30年10月26日(金)に、東京都・日本消防会館(ニッショーホール)で表彰式が行われました。
舟橋村が京坪川河川公園を舞台に行っている、人口減少という地域課題の解決に向けた取り組みとして、県内造園3団体と大学、村が、日本初の地方創生に関する覚書を締結し、地域住民が使いこなし、人の輪が生まれる公園を創り出すための造園業の新しい仕事づくりを、大学と村が伴走する形で事業を展開するとともに、また、こども公園部長をはじめとする公園利用者の巻き込みや新たな資金調達法であるクラウドファンディングの実験など、公園の固定概念を取り払い、公園が秘める可能性を地方から発信していることが高く評価されました。