舟橋村地方創生
舟橋村/富山大学

第10回エリアマネジメント協議会

日時 :令和元年9月20日(金)13:30〜16:00
会場 :舟橋村役場2階委員会室

舟橋創生プロジェクトの子育て共助モデルエリアにおけるコミュニティ形成をマネジメントあり方を検討する第10回目の協議会が開かれ,モデルエリア賃貸住宅への入居状況や対応,課題ついて協議がおこなわれた。

開会

第9回エリアマネジメント協議会

議事

進行 :株式会社AsMama 代表取締役CEO 甲田恵子氏
:事業開発・事業推進本部長兼経営管理室長 田中慎也氏
(1)リラフォートふなはし10月最終確定入居者の共有
  1. ・8月9日締め切りの入居申し込み状況についての情報共有。
(2)9月議会での入居者特典最終決定事項の共有(9月13日議会で議決済)
  1. 8月協議会時に村としてインセンティブを付与しようという相談したものを議会で承認
  2. 小学生以下1人5,000円、最大10,000円の減免(2年間まで)
  3. 12月までの入居者に限り、1か月分の家賃等を減免
  4.  
(3)不動産事業者への委託による募集活動状況の報告と29日説明内覧会への参加申し込み状況の共有
  1. 不動産事業者への委託を実施(朝日不動産)
  2. 委託内容は、入居募集PR、手続き案内、申し込み手続き、契約、鍵引渡しまで。議決後から、すでに委託業務を開始した
  3. 不動産ホームページの反響は出てきているが、申し込み後に抽選となる可能性があることから、急ぎの申し込みとはなっていない可能性もある
  4. 現在のところ、今月29日に予定している説明会参加申し込みはなし
  5. 改定した募集要項は、10月1日から31日までを募集期間としており、以降は一か月ごとに更新する。
(4)9月29日竣工式について
  1. タイムスケジュールや配置、流れ等の打ち合わせ
  2. 入居者向けイベントとして、桜の記念植樹を検討
(5)9月29日入居者募集説明会について
  1. タイムスケジュール等の打ち合わせ。特に、説明会と内覧会、イベント参加者の見学会への対応について
  2. 内覧に来た人の今後の口コミにも期待
  3. 工事の進捗状況について
    25日完成、26日村検査、27日県検査
(6)入居者募集広報・活動状況の報告
  1. IUターン狙いのイベント案を策定中(IUターン者によるソーシャルビジネス起業が多い)
  2. 10月以降の内覧希望者は朝日不動産が対応
  3. 13日にはママスキーのメンバーが内覧、ママの目から見た情報発信も行っている(今後、声を集めて見える化)
  4. 10月募集のチラシは、こども園・学童・支援センター等で配布している
【各社の9~10月広報活動の共有】
  1. 〇積水ハウス
  2. さまざまな場で物件PR、見学会の実施、県内子育て施設・小児科などで配布されているフリーペーパーに広告掲載
  3. 9月園むすび時の内覧者5名は、興味は持ってもらえたが契約にはつながらなかった
  1. 〇金岡造園
  2. 月イチ園むすびの開催、公園カフェ、建築学会での成果報告
  3. トヨタ財団の件、8月に講座を受け、検討協議中
  4. 広報については、チラシ配布・ホームページ活用
  1. 〇富山YMCA
  2. 月イチ園むすびでのブース出展
  3. 広報についてはFBやホームページ・チラシで発信しているが十分ではない
  4. 舟橋会館でのイベントには11名参加予定
  5. 保育士確保につながる魅力づくりを考えていきたい
  6. 今後の展開や期待について
  1. 〇積水ハウス
  2. コミュニティを醸成する公共工事に関わり、成功事例として横展開させることが目的
  3. 入居募集に苦労したことは初めての経験
  4. 情報が入居者層へ届けられていないことに反省
  5. 子育て世帯への有効的な情報発信方法や媒体についてのデータは資産になる
  1. 〇金岡造園
  2. 月イチでは人材育成までは難しく、今後の公園カフェ事業で期待している
  3. AsMamaへの期待について
     自走自立できる長期的目標のため、企業連携や協賛企業募集などのノウハウを知りたい。
     公園コミュニティを作っていく企業連携の在り方について示唆願いたい。
     横展開にあたって人材不足感が強いので、アドバイスがほしい。
     また、各社の接着剤的な役割を担ってもらいたい
(7)10月広報チラシについて
  1. チラシ内容の確認
(8)入居者イベント(懇親会等)について
  1. イベントの開催時期やメンバー等について検討
  2. 公園や施設等の目に見えるところはもちろん、住んでわかる良さを紹介していきたい。また 支援センターや園むすびなどの生の声を伝えていきたい。
  3. 一人ひとり違う自分の安心できる空間の作り方を提供していることを知ってもらいたい。体感して自分に合った空間を作ってもらいたい。
  4. まずは、どういう形で開催すればいいのか、AsMamaで枠を作って次回検討。
  5. 村民との親交を深めるイベントや、住民が主体的に取り組めるイベントも今後検討していくが、入居者の温度を考え、選択肢を作ることが必要
(9)ICTアプリの普及状況の共有
  1. こども園と学童の職員・保護者に対面で説明
  2. そのほかにも、図書館やぶらんこでのイベントや乳幼児検診などの機会を捉え、直接村民と触れ合いながら説明をしている
  3. ヒアリングの声として、困っているという声は数件、現状頼り合いをしているというのが数件、困っているというのはあるが発信することで顔が見える関係の中で気兼ねするというものもある。
  4. スポーツ少年団や消防団では、子どもの送迎や人員募集などの課題があり、アプリを生かせるのではという声もあった
  5. 今後、多世代の人が出会えるアプリとしていきたい
(10)その他
  1. 〇村民向けのお披露目イベント等について検討
  2. 〇エリアマネジメント協議会の今後の運営について協議
  3.  ・最終的に地域に人がいなくなるとすべてが不要になる
  4.  ・横展開時に、収益面での課題がある
  5.  ・全体を底上げする勉強会が必要で、個別課題については個別に詰めていきたい。
      目の前の個別課題について仮説を設定し、実践していったところで、
      やっとエリアマネジメントに本腰が入るのではないかとも思っている
  6.  ・各社の立ち位置と役割の明確化が必要になる
  7.  ・まずは課題を出し合い、そのうえで様々なサポートやアドバイスを行っていく
  8. 〇次回の協議会
  9.   10月24日(木)13時半~

閉会